100億円事件
カジノではたまにとんでもないベット額を毎回賭ける、いわゆるハイローラーと呼ばれるお金持ちが存在します。
カジノでの賭け額は、スピードが早いビデオスロット系なら手持ち金の2%ぐらいを上限にし、ポーカーやバカラなどは手持ち金の最大10%程度までにしておくのが定石です。
もちろん負け金額を取り戻したいとき、波が来てノリに載っている時は上限を超えたベットに賭けてもよいですが基本はこのルールを守ると長期的に遊べると言われています。
そんな中、毎回日本円で1000万円以上のベットをする、それどころか勝負どころでは日本円換算4000万円~5000万円の賭けをする人が世の中にはいます。
ハイローラーという超お金持ちですが、1年以内に総額100億円以上ものベットをする人間の99%は、会社のお金を使い込んでいる立場の高い人間だと言われています。笑
書籍「熔ける」と「溶ける 再び そして会社も失った」「そしてまた熔ける ついに私が溶けてしまった」で有名な大王製紙前会長、井川意高もカジノのバカラにハマって会社のお金を使い込み、総額約106億円ものお金を使い込んだとされています。
会社法違反(特別背任)で逮捕され、収監されましたが刑期を終えて出所後すぐに韓国のカジノへ行き3000万円を種銭として、一時期9億円まで増やしたそうです。
ギャンブルというのは一度勝ちの快感をつかんだら辞められない、人生観が変わるほどの快楽を与えるものだということがよく分かります。笑
それでも変なクスリやアルコール依存症の人の、その日の一口目のお酒などに比べたらギャンブルでの勝利の脳内物質によるものはマシかもしれません。
1億円スッた、くらいなら小金持ちでもありますが、10億円、100億円負けたともなると、個人では億万長者番付でも限られてきます。
そんなハイローラーしか味わえない、5000万円、1億円を1ベットで賭けるようなギャンブルを一度はしてみたいですね。笑